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ヨガの種類一覧

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アイアンガーヨガ
近代的なヨガ

インド出身のYogacharaya Sri B.K.S.Iyengar(B.K.S アイアンガー師)によって編み出された流派のヨガです。カラダの隅々にまで意識を向けてアライメント(カラダの各パーツの配置)の感覚を培いポーズをとります。カラダに無理がないようにプロップス(補助道具)を使うなどしてポーズをとります。動作がゆっくりでキープを重視し、一つひとつのポーズを丁寧にとるため、アライメントを大切にしたヨガの練習をしたい方におススメなヨガです。

アシュタンガヨガ
近代的なヨガ

近代ヨガの父と呼ばれるTirumalai Krishnamacharya (ティルマラ・クリシュナマチャリヤ師)が基盤を作り、彼に師事したSri K Pattabhi Jois(シュリ・K・パタビジョイス師)が現代社会に合わせて、わかりやすくアレンジされたヨガです。呼吸とカラダの動きを連動させて、カラダをダイナミックに動かすため、運動量も多く、エネルギッシュヨガなヨガです。太陽礼拝から立位のポーズ、座位、逆転のポーズ、最終ポーズまで決められた順番(シークエンス)通りにヨガを行います。また、呼吸法(ウジャイ呼吸)、視点を固定(ドリシティ)、特定の筋肉を締めつける(バンダ)、のルールがあるのも特徴です。

陰ヨガ
現代のヨガ

座位や臥位のポーズが中心で、筋肉や腱に働きかけ一つのポーズを3~5分程度ゆっくりとキープすることで、カラダの奥深くをほぐしていくのが特徴のヨガです。カラダの柔軟性を高めるだけでなく、リラックス効果が高く、内観するヨガとしても適しています。また、運動量が多い、パワーヨガなどの「陽ヨガ」と対になって「陰陽ヨガ」として行われることもあります。

ヴィンヤサヨガ
現代のヨガ

アシュタンガヨガから派生したヨガのスタイルで、アメリカで生まれ、現代のヨガスタイル広く用いられています。呼吸とポーズに意識を向けて、自由にかつ創造的に動き続けることが特徴の一つです。また連続的にテンポよく動くことで、瞑想的な効果もあり、集中力も高まります。
※サンスクリット語で「ヴィ」とは「特別な方法」、「ンヤサ」とは「場所へ」を意味しています。

エアリアルヨガ
新感覚のヨガ

「空中ヨガ」とも呼ばれ、1991年にニューヨークで生まれた新しいスタイルのヨガです。ハンモックのような布にカラダをゆだね、ぶら下がりながらヨガのポーズを行います。逆さまになったり、ぶら下がることで重力からも解放されるため、背骨や骨盤周辺の圧迫を開放し、血行を促進することができ、むくみの改善にもつながります。また、余分な力が抜けるので心身の開放感も味わうことができます。

カルマヨガ
ヨガの4つの潮流のひとつ

「行いのヨガ」とも呼ばれ、日々の生活は行いから成り立っていると考え、「行為」を通して実践するヨガです。また、生き方・人生を考えるヨガとも言われています。見返りとは関係なく、喜びを持って行動し、日常生活の中で実践しやすいのが特徴です。
※サンスクリット語で「カルマ」とは、「業」「行為」「所作」「行為の結果」を意味しています。

クリパルヨガ
近代的なヨガ

インド生まれのスワミ・クリパル(Swami Kripalu)氏によって創設され、1960年代からアメリカで広まったヨガです。「意識のヨガ」、「自己探求のヨガ」とも言われ、ポーズの完成を目指すことよりも、ポーズをとっている最中に自分の内面で何が起きているのかを観察し、その状態を受け入れることを大切にしています。セラピー的な要素もあり、カラダだけでなく心の解放にもつながるため、ヨガの深い部分まで学ぶことができます。
※サンスクリット語で「クリパル」とは、「慈しみ」を意味しています。

クンダリーニヨガ
近代的なヨガ

「気づきのヨガ」とも呼ばれ、体内エネルギーの出入り口とされるチャクラを活性化させることで、真の強さを身体的・精神的にもたらすヨガ、と言われています。また「火の呼吸」を用いて、強靭なカラダを養うのも特徴的です。
※サンスクリット語で「クンダリーニ」とは、「生命・エネルギーの根源」を意味しています。

サップヨガ
新感覚のヨガ

サップ(SUP)とは、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)と呼ばれるボードを水の上に浮かべ、そのボートの上で行うヨガです。ハワイ生まれのヨガで、海や湖など水の上で行うため解放感を味わうこともできます。水の上でゆらゆら揺れながらヨガを行うため、インナーマッスルや体幹を鍛える効果もあります。また水の上で揺られる感覚が、気持ちをリラックスさせてくれます。

シヴァナンダヨガ
近代的なヨガ

元々医師だったSwami Sivananda(スワミ シヴァナンダ師)が考案したヨガを、Swami Bishinu Debanan(スワミ ・ビシヌ・デバナン師)が、現代的なヨガと現代医学の視点から融合させて、体系化したヨガと言われています。二つの呼吸法(カパラバディ・片鼻呼吸(ナディーショーダナ))、太陽礼拝、12種の基本ポーズをとり、間に休息(シャヴァーサナ)を取ることが特徴です。また食生活にもフォーカスして総合的にバランスを整えていきます。

ジュニャーナヨガ(ギャーナヨガ)
ヨガの4つの潮流のひとつ

ヨガの聖典を読み解き、真の智慧(ちえ)を探求していくヨガです。カラダへのアプローチではなく、「私とは何者か?」を問い続けることから、別名「智慧のヨガ」とも言われています。
※サンスクリット語で「ジュニャーナ」とは、「智慧」を意味しています。

ダーマヨガ
現代のヨガ

アメリカのニューヨークにて、1975年にダーマ・ミトラー(Dharma・Mittra)により創設された、インドの伝統的なヨガスタイルを尊重した「シヴァナマスカーラ」を用いた練習が特徴的なヨガです。バックベンド(後屈)系のポーズを多く用いており、練習を重ねることで、肉体的・精神的にしなやかさや強さを養い、思考もオープンになるため、自分と自分以外のもの(自然、動物などの生きとし生けるもの)はつながっているのだということを実感することを大切にている精神性も重視しているヨガの一つです。

バクティヨガ
ヨガの4つの潮流のひとつ

神への祈りを捧げ「我」を滅する献身のヨガと言われています。また、自他ともに無条件の愛を持って接することで、慈悲の心を養います。ちなみにインドの神様「ハヌマーン神」はバクティヨガの象徴として描かれています。
※サンスクリット語で「バクティ」とは、「信愛・献身」を意味しています。

ハタヨガ
伝統的なヨガ

ポーズをとる全てのヨガの事を指し、さまざまなヨガの流派の原点と言えるヨガです。「Hatha Yoga(ハタヨガ)」とは、サンスクリット語でHa(ハ)は太陽、Tha(タ)は月、Yoga(ヨガ)は結びつきを意味し、太陽と月、陰と陽、男と女など相対するものとのつながりやバランスを結びつけ、調和させるヨガとも言われています。

パワーヨガ
現代のヨガ

アシュタンガヨガとアイアンガーヨガの要素が組み合わされた「静」と「動」のポーズを流れるように行う、アメリカ発のヨガです。ダイナミックなポーズも多く運動量も高めなため、ダイエットにもおススメです。ヨガをする多くの人に人気の高いヨガとなっています。

ホイールヨガ
新感覚のヨガ

2014年にダーマヨガのダーマヨガセンター(ニューヨーク)で誕生したホイールと呼ばれる円形状のプロップスを使った、最先端のヨガです。胸を開くポーズが多く、思考も前向きになり精神面にも効果があると言われています。ホイールは背骨を柔軟にするのに適しており、猫背になりやすい現代人にとって、ヨガをしながら姿勢改善やリラックス効果を得ることができるため、ヨガ初心者の方から慣れた方まで、すべての人が楽しめるヨガです。

ホットヨガ
現代のヨガ

ヨガ発祥の地インドの気候に保たれた室内で、ハタヨガを中心としたさまざまなヨガやエクササイズ行う、運動量が高めのヨガです。常温で行うヨガと比べて、大量の汗をかくため代謝アップや血行促進が期待されます。暖かい環境でカラダを動かすことで筋肉の緊張がゆるむため、常温で行うよりもカラダの柔軟性が高まるとも言われています。また、汗をかくことで心がスッキリしてリフレッシュ効果も期待できます。

マタニティヨガ
現代のヨガ

妊婦さん専用のヨガです。ヨガの呼吸法や簡単なポーズを通して、精神・肉体・呼吸を整え、心とカラダの安定を目指します。マタニティヨガをすることで出産に備えた体力を養い、出産への精神的不安を緩和させることも目的としています。

ラージャヨガ
ヨガの4つの潮流のひとつ

王様のヨガとも呼ばれ、八支則を用いて心の働きを静め、真の自己とのつながり(悟り)を目指すヨガです。最終段階であるサマーディ(ヨガで最終的に目指す地点)へ向かうため「瞑想のヨガ」とも言われています。
※サンスクリット語で「ラージャ」とは、「王様」を意味しています。

ラフティヨガ(笑いヨガ)
現代のヨガ

1995年にインド人医師Dr.マダン・カタリア夫妻が考案したもので比較的新しいヨガです。日本では「笑いヨガ」とも言われています。笑うことで、体内に酸素を多く取り入れることができ副交感神経が優位に働くため、イライラが減少し免疫力がアップすると言われています。また質の良い睡眠など、健康に良い結果が得られるとされています。笑うことで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン物質が分泌されることで、心が安定する効果も期待できます。

リストラティブヨガ
現代のヨガ

リストラティブ(Restorative)とは、英語で回復の意味を表し、プロップス(補助道具)を使ってポーズを行うことで、心身を深くリラックスさせるヨガです。プロップスを使うことで、カラダを安定させながら長時間キープ(長いものは1ポーズ20分程度)させて緊張を緩めます。
※代表的なプロップスと役割
・ボルスター(円柱や長方形のクッションや枕のような物):柔らかくカラダを支える
・ブランケット:カラダの下に敷いて負荷を和らげる
・サンドバック:カラダに乗せて使い安定をもたらす
・ヨガストラップ(ヨガベルト):手足を支える