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皆さん、こんにちは!
フードヘルスコーチの安井シンジです。

4月に入り、新たな生活をスタートされた方、新しいチャレンジを始められた方、新しい人間関係、新しい場所など色々と環境の変化があった方も多いのではないでしょうか?

この時期はそういう環境の変化や気温の変化などで、自律神経が乱れがちになる傾向が見られます。そうすると疲れがなかなか取れなかったり、ちょっとしたことで疲れてしまったりします。

そんな時は旬の美味しいお野菜を食べて、自分をいたわり元気になりましょう!

さて今回は、春から初夏にかけて旬を迎える「アスパラガス」

旬以外の季節はオーストラリア産やメキシコ産のアスパラガスをスーパーで見かけますが、旬の時期は柔らかくて甘い国産の美味しいアスパラが食べられます!

アスパラガスって、お料理のメインになるというよりかは、どちらかというとサイドに添えられる脇役的な存在。ヒョロっとしたフォルムからは「栄養満点!」だなんて、なかなか想像がつきませんね。

そんなアスパラガスの知られざるパワーをご紹介します。

アスパラ注目の栄養素は「●●●●●●酸」

アスパラガスって実はすごいんです!

すごいって「何が?」

実はアスパラガスには疲労回復やスタミナ増強の効果があるのです。

何だか不思議に思いませんか?

僕はスタミナ増強っていうと、お肉などを想像してしまいます。アスパラガスってヒョロっとしていて、そんなマッチョでタフなイメージがありません。
草食系の見た目のアスパラガスにそんな肉食系なパワーがあるなんて、なかなか信じられませんよね。

では皆さん、「アスパラギン酸」って聞いたことはありませんか?

よく市販の栄養ドリンクやスタミナドリンクに入っているアレです。
これはエネルギー源として利用されるアミノ酸の一つなのですが、「アスパラギン酸」・・・「アスパラガス」・・・

気づきましたか?

このアスパラギン酸、実はもともとアスパラガスから見つかったものなのでこの名前がつけられたそうです。アスパラギン酸はかつおぶしや豆類やナッツ類、肉類などにも含まれます。

これを聞いてもアスパラガスに疲労回復効果があるだなんて、なかなかイメージがつかないかもしれませんが、ちょっと疲れたな~と思ったら、いつもの食卓に旬の美味しいアスパラガスを取り入れてみてはいかがでしょうか?

アスパラギン酸だけじゃない!アスパラの驚くべき栄養

まず、アスパラガスはほとんどが水分なのでカロリーが低く、ダイエット中の方にもおススメしたい野菜です。
そして、これから挙げる栄養を見るとすぐにスーパーへ買いに行きたくなるでしょう。

●ルチン
ポリフェノールの一種。
血管に弾力を与え、若々しい血管を保ちます。
体中に張り巡らされた毛細血管は全身にくまなく栄養を運ぶ重要な役割をしているため、毛細血管を強く健康な状態にしておくことは美容・健康面で若さを保つ秘訣となります。
また、ルチンは高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果的です。

●葉酸
ビタミンB群の1つ。
DNAや細胞の合成に関わるため、妊娠中の女性には必須の栄養素。また、造血ビタミンとも言われ、赤血球の造成を助ける働きがあります。

●GABA
よくGABA入りチョコレートなるものが販売されていますが、GABAには「抗ストレス作用」があり、ストレスを和らげ、神経の高ぶりを抑える効果が期待できます。
アスパラガスがストレス対策にもいいなんて驚きです!

●サルササポゲニングリコシド
サルサ、サポ、ゲ・・・僕は噛まずに言えません・・・
これは免疫細胞を活性化して免疫力をアップする成分。免疫力をいつも高くしておくことは大切ですね!

●その他、ビタミン・ミネラル
強力な抗酸化作用があるβカロテン(体内で必要な分だけビタミンAに変換される)やビタミンC・E、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルも含んでいます。

これが一般的なグリーンアスパラガスに含まれる栄養です。

アスパラガスの先端の部分には多くの栄養が含まれます。柔らかく食べやすい部分ですね。
また全体にある三角形の白い部分は「はかま」と言われ、ここにも栄養があります。
輸入アスパラは固いことが多く「はかま」を下処理で取り除くことが多いですが、旬の国産アスパラは柔らかいため、この部分も食べてしっかり栄養をいただきましょう!

アスパラガスにはホワイトアスパラガス、またパープルやピンク(ピンク、僕は出会ったことはありません!)などがあって、それぞれ少しずつ栄養も異なるようです。

ちなみにホワイトアスパラはグリーンと同じもの。
地中で育てられることで日光に当たらないため白くなるのだとか・・・
なんだか可憐で素敵ですね。

アスパラはこう食べると良い!

おススメの調理法は「蒸す」!

長時間お湯で茹でるとビタミンやルチンが溶け出してしまったらもったいない。
一方、「蒸す」と溶け出す心配が少なく、面倒な方にはレンチンがおススメ!

耐熱皿に入れて、ふんわりとラップをかけて600Wで1分半ほど(アスパラ5本)加熱しましょう。これだと簡単で効率的に栄養素を取り込めますね。

またアスパラガスに含まれるビタミンEやルチン、βカロテンは脂溶性のため、油と一緒に摂取すると吸収率がアップします。オリーブオイルなどと一緒にいただくとGOOD!

最後に、保存に大切なことは根元の切り口を乾燥させないこと!
濡らしたキッチンペーパーで根元を包んでから、袋に入れてください。そして先端を上にして立てて冷蔵庫で保存します。
畑に生えていた時と同じ状況を保ってあげると、アスパラガスも元気な状態をキープできるようです!

いかがでしたでしょうか?

見た目とはウラハラなアスパラガスの意外にタフな一面。魅力は伝わりましたでしょうか?
季節の恵みを感じられるお野菜を食べて、心とカラダを元気にしましょう!

次回はアスパラガスを使ったレシピをご紹介します。お楽しみに!

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