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日本でもヨガを実践することが一般的になってきた今、ヨガのエクササイズ的な要素以外である、心や思考に作用する「ヨガの教え」に興味を持つ方も増えています。

この連載では、ヨガの教え=ヨガ哲学を体系的に学べる『ヨーガスートラ』を、ヨガインストラクター養成校の講師・インストラクターたちが解説していきます。

自分の本質に出会う。ヨガの瞑想とは

今回はヨガの八支則の7番目にあたる「ディアーナ=瞑想」について読み解いていきます。

「マインドフルネス」という言葉とともに、ストレスを軽減したり、集中力を高めたり、様々な効果が得られると、研究も進んでいるようです。

今や一般的になりつつある瞑想。

忙しい日々の中、心を落ち着ける術として取り入れている方も多いのではないでしょうか。

第3章2節
タットラ プラッティヤ エーカターナータ ディヤーナン 
集中するとき、心が一つの対象に(長く)定まることが瞑想です。

ヨーガ・スートラ(やさしく学ぶYOGA哲学ヨーガ・スートラ参照)

一つの対象に集中し続けている状態が瞑想

前回、【連載】第28回やさしく学ぶヨーガスートラ:~ダーラナ(集中すること)~では、八支則の6番目にあたる「ダーラナ=集中」についてお話ししました。

7番目の「ディアーナ=瞑想」とはダーラナが続き、努力なしに集中し続けている状態を言います。

瞑想と聞くと「無になること」だと思う方がいらっしゃいますが『考えや感情を無くしてしまうことではなく、動かす方向を一つに絞ること。』と教えてくれています。

とはいえ最初は、座ってじっとするとかえって頭や心が忙しく動き回ってしまい、集中していたはずが、気づくと別のことを考えています。

ダーラナは集中が外れたと気づいたら、集中対象に戻る。また外れたら集中しなおす。というように努力して集中している状態です。

それを続けていると努力しなくても考えや心が一点に定まっていき、簡単にはそれることがなくなります。その状態を「ディアーナ=瞑想」と言います。

瞑想はヨガの教えを体験的に理解する、最も大切な実践とされています。

なぜ瞑想するの?

私たちは、ついつい、心配や不安、後悔、焦り、執着など、ネガティブな感情に心を奪われます。
そして「今」ではなく、次にやるべきことや、過ぎ去った出来事で頭も心も大忙しです。

これは「もしものために最悪の事態を想定せねば」という脳が持つ本能。

ある意味、脳は正常運転をしています。

でも、ほうっておくと必要以上に働いてしまいフル稼働。心も頭もヘトヘトになります。

そして、いつしか「備えておかないと、自分は足りない!」という感覚ばかりが大きくなり「本当の自分」は覆い隠されてしまうようです。

大袈裟なことではなく「こうすると心穏やかで幸せだよ」という直感的な自分の声が聞けなくなってしまうのですね。

そんな頭と心にはお休みが必要なのです。

お休みの仕方は、お仕事を1つに絞ること。つまり一点に集中し、瞑想することです。

私たちはみんな、ひとり一人「オリジナル」

お休みすると、覆い隠されていた「本当の自分」が顔を出してくれます。

「本当の自分」というのは、誰一人例外なく「幸せで満ち溢れた自由な感覚」をもっているので、瞑想によって心を鎮めると「なんだか幸せ」「心が穏やか」「何もしてないのに満ち足りてる」という感覚になるのです。

疲れも回復して、スッキリと整理される。

仕事の効率やパフォーマンスがアップしたり、心穏やかに人間関係を築けたりと、様々な変化として現れ始めます。

そうすると、心の奥底にある「オリジナルな私」の声が聞けるようになるでしょう。

ひとり一人とても個性豊かなはず。本当はやってみたかったこと、好きなことを思い出したり、望んでいたことが何か分かってきます。

有りもしない事態に備えていたエネルギーを「オリジナルな私」を活かす方へ注げるようになっていきます。囚われから自由になり、人生がより豊かで楽しいものになるでしょう。

時間を忘れるほど、没頭する

瞑想は安定した姿勢で座り、自分の内なる静けさに集中することです。

頑張って瞑想することではありません。気づいたら長い時間が経っていた。というように没頭して起こることです。

静かに座る瞑想は経験がなくても、気づいたら没頭していた。という経験は誰しもあるのではないでしょうか?

絵を描いたり、カラダを動かしたり、音楽、お料理、研究など、時間が経つのも忘れて純粋に取り組んだ後を思い返してみてください。

嫌なことなど忘れられて、気分がスッキリ「なんだか満たされた!」という感覚になったのではないでしょうか?

もしも、瞑想が難しそうに感じるならば、純粋な心で楽しめることに集中するのもおススメです。

評価を気にせず、闘争心や認められることへの執着などを抜きにして、楽しさを感じることに没頭する時間をもってみてください。

瞑想の練習は没頭力を上げるのにも役に立ちますし、何かに没頭することでも瞑想的な過ごし方ができます。

どちらにしても、純粋に集中し気づいたら没頭していた。そんな時間が、私たちを自分の本質に繋いでくれます。

知識ではなく「本当の自分」を体験すること、それが「ディアーナ=瞑想」です。

ヨガスクールFIRSTSHIPでは瞑想をするクラスもご用意しています。
ぜひ一緒に没頭する時間を過ごしましょう!

【連載】第1回やさしく学ぶヨーガスートラ:「今」に意識を置くということ

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