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ヨガの知恵でズバッと解決 教えて!ヨガ哲子の部屋

本日のお悩み

もう、ずいぶん泣いていません。最後に涙したのはいつのことやら…。心が震えたり、心が潤う出来事がなくなっているのかと。このまま人生が過ぎてゆくかと思うと落ち込みます。

皆様、こんにちは。ヨガの知恵でズバッと解決でおなじみのヨガ哲子です。

なぜ、冒頭の挨拶からキャッチコピーをフル出現って?
それは、改めてこのコーナーに求められている意図を文字で再認識すると共に、私の気合いを入れるためでもあります♡

文字で、と書きましたね、わたくし。

そうなのです。この原稿を「声に出して読む」方は、まずいらっしゃらないと思うので、「目で読む」かたちで文字を並べることで、目で読むことができ、言葉がカラダに染み込んでゆくのですね。

だから、身の回りには「心地よさを感じたり落ち着く言葉」を並べておくのは大事なこと。

日に何度も目にしますから、勇気をもらえたり、ポジティブになれたり、大切なことを思い出させてくれるきっかけになる訳ですね。

このYogaFullにも毎日日替わりで投稿されている『だれかの言葉があなたの言葉に今日のShanti Word』も、心地よさを感じたり落ち着く言葉のひとつとして、私も毎日必ず読んでいるのよ。

そう、そういう心地よさを感じたり落ち着く言葉は、気持ちを整えるうえで大切なリマインダーなのです。

ちなみに、えー、今、私の部屋の壁やには
「肯定する、話を最後まで聞く、気づいてもらう、答えは言わない、相手を正さない」
とあります。

なんともリアルですね(笑)

ご相談を受ける部屋とは別にある、私のお部屋は私の生活の拠点。

私が大事にしたい言葉は「こうありたい」。この言葉を見ると大切なことを思い出させてくれる、そんな言葉は定期的に変えていますけれども。

さて、今回のお悩みのテーマは「泣く」です。

「もう、ずいぶん泣いていません。最後に涙したのはいつのことやら…。心が震えたり、心が潤う出来事がなくなっているのかと。このまま人生が過ぎてゆくかと思うと落ち込みます。」

とのお悩みをお寄せいただきました。まぁ!わたくし、哲子に言わせれば、心が震えない、心が潤わない人生などということはありませんから、どうぞご安心を!

たくさんのカラダと心の経験を通じて、私たちは人生を豊かに実らせていくイメージを持ちましょう。

年齢をひとつ重ねると、その分、経験は増えて、思考は深まり、視野は広がります。

自分のことも人のことも、余裕をもって優しく接することができるようになるのです。そう、新しくできた目尻の小さなシワにも意味はあるのですね。

そのおかげで表情が和やかになったのなら、なおさらのこと(笑)

泣く、涙を流す、というのはとても分かりやすい表現であり、体験です。
「涙活」という言葉があるくらい、人は意気込んで、「泣こう」、「涙を流そう」と忙しいのかもしれません。そういう哲子さんも河原でひっそり涙を流すことはあるのですよ…。

けれど、泣く体験だけが心の震えを表現する方法ではないと気づいてください。
泣くという行為は、あるがままです。

泣くことが良いも、泣くことが悪いもありません。表現のひとつということですね。

私が師事しているヨガの先生には、ヨガのレッスン中に泣いたり、ヨガの哲学に触れて涙を流す方がいても、過剰にケアをする必要はなく、そのままにさせてあげなさいと言われます。

最初はビックリしました。

「えっ?泣いているのに『大丈夫?』と声をかけたり、なぐさめたりしなくていいの?」と。

しかし、泣くことは、その人にとって人生を実らせてゆくために必要な経験。その経験を他の人が止めてしまったり、代わりに誰かが経験するのはいけないことと教わって、納得しました。

子どもがわんわん泣いているのも、やはりその子にとって必要な経験なのです。思う存分、泣かせてあげましょう。

涙を流したあとはスッキリしますし、ヨガやアーユルヴェーダでは浄化の行為でもあると言われます。泣くことを我慢したり、隠したりする必要はありません。

涙には思いが詰まっている、とも思います。大人でも子どもでも、言葉に詰まって泣いてしまう方を見かけますが、哲子は「この人には言葉にできない思いがたくさんあるのね」と思います。

こういう世界が本当はあるはずだという希望の裏返し、もどかしい気持ち。誰も彼も、そんな流暢ではないのですから。

泣くだけが、心の震えを表す体験のすべてではありません。

隣にいる大切な人と笑いあえることも、感嘆のため息をつけることも、感動が止まらず誰かにワーッと興奮して話してしまうことも、すべて、心の震えを表す体験です。

あなたにも身に覚えはありませんか?だから、大丈夫。涙を流さなくても、心はちゃんと震えているのです。

そうそう、泣いてしまった方にお伝えしたいこともあります。泣くような出来事の根っこには、後悔や、力及ばず諦めてしまったような気持ちも共にあるでしょう。

けれど、あの時はあれで仕方なかったと現実を受け入れること。

そして、今の人生を愛すること。

涙があっても、なくても、私たちは今の人生を愛して、笑いあって生きていきたいものですね。

本日のお言葉

カラダと心を浄化すると、心にゆとりが生まれ、本当の自分自身に心を定めることができます。
サットヴァ・シュッディ サウ・マナッシャイ エーカーグリヤ
ヨーガ・スートラ 2章41節から抜粋
心は常に動き、浮いては沈み、勝手な思い込みに乱れます。それが心の本質。心の浄化は、瞑想と、自分に恥じないように普段から清く生きることで保たれます。心を自分の意志に収めることができる時、自分を観るゆとりが生まれます。泣くだけにとらわれず、多彩な体験で心も体も豊かに実らせていきましょう。

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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