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心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?

~深呼吸が続けられないのは、なぜ?~

皆さん、お元気さまです。羅予澤(らよたく)です。
いつも「心とカラダの巡りを整える。羅さんの未病予防ってなぁに?」をお読みいただき、ありがとうございます。

私が定期的に開催している、深呼吸ダイエットの合宿にて『深呼吸ダイエットの呼吸法』を指導していると、参加されている方のうち、深呼吸を繰り返すことが苦しいと訴える方が2-3割います。多くの人にとっては楽にこなせる呼吸法なのに、なぜ続けられないのでしょうか?

深呼吸をすると胸郭の中にある横隔膜が下がることによって肺のスペースが大きくなりますが、その横隔膜の動きが悪いと思うように動かせず、呼吸が浅くなるのです。

ミゾオチからおへそは、色々な臓器を繋ぐ筋膜が重なり、また通過していますので、お腹が冷えると臓器が収縮し、臓器と臓器がお互いに引っ張り合って筋膜が緊張して、筋膜と筋膜の間にガスと水が溜まります。

他にも横隔膜の動きが妨げられるケースには、背骨や胸椎が歪み、それにより肋骨で形成している胸郭が歪み、その中にある横隔膜の動きが悪くなることもあります。

つまり、東洋医学の考えによると、横隔膜の動きが悪くなる理由です。

~横隔膜の動きが悪い理由~

【臓器が冷えているケース】

胃・腸・肝臓といった臓器が冷えにより縮んで硬くなり、動きが悪くなっていることが原因です。

また臓器の冷えにより、水蒸気になれなかった水や、老廃物としてのガスが臓器の周りに溜まり、横隔膜の動きを妨げている場合もあります。

【肋骨や胸椎の歪みによるケース】

背骨や胸椎が歪み、それにより肋骨で形成されている胸郭が歪みます。胸郭がねじれた状態であれば、その中にある横隔膜の動きが悪くなるのは当然です。

いづれにしても、呼吸が浅くなれば十分な酸素が体内に取り込まれなくなり、酸素不足はエネルギー不足を招きます。

これにより、カラダのだるさ・眠気・免疫力の低下・集中力不足など様々な不調が現れやすくなるのが、呼吸が浅い人の共通点です。

横隔膜の動きが良くなると、ヨガのポーズもしやすくなります。深呼吸をすると息が苦しい、または酸欠気味だと感じる人は、こちらの記事も合わせてお読みください。

ぐっと呼吸が深まります。

私って、カラダに酸素が足りてない『酸欠ガール?』

次回は、「水をたくさん飲むのに喉が渇くのは、なぜ?」についてお話しします。

お楽しみに♪

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