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こんにちは。YogaFull編集部、編集長の満月です。

まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では立秋を迎えました。
ここまでくると、暑~い夏もなんだか名残惜しく感じられるものですよね…。

昨今は、様々な事情で海外に行く機会も減ってしまいましたが、そんな時だからこそ、気持ちを海外に向けて気分転換もいいなと。

そこで、残暑見舞いに代えまして、7年ほど前になりますが、暑~い暑~いヨガ発祥の国・インドのリシケシを旅した時の「ガンジス河」レポートをお届けします。

読むだけで涼しい気分になれて、ちょっぴり神秘的な発見も♪ぜひお楽しみくださいませ。

聖なる河のほとりで「これぞガンジス」を体感!

今回、縁あってヨガ発祥の地と言われているインド北部、ヒマラヤ山脈のふもとにある街リシケシと、リシケシの街を流れる聖なる河・母なる河「ガンジス河」を訪ねました。

一口に「ガンジス河」と言っても、ヒマラヤ山脈のふもとからインドの東側を流れて、最終的にはバングラデシュまで約2,525kmにも及ぶ長い長い河のため、訪れる場所によって、風景や水の色、名前なども変わっていきます。

リシケシにはインドの首都・デリーからインド国内線の飛行機で1時間、デラドゥン空港へ向かい、そこから車で1時間程度で到着します。

リシケシを流れる「ガンジス河」は、ヒマラヤ山脈から流れてくる源流に非常に近いため、水の色は翡翠色というか、青緑のような色をしています。

今回、私たちが訪れたのは6月の下旬で、ちょうど山頂付近では雨季が始まっており水かさも増え、河の水が少し濁って見えましたが、いわゆる茶色ではなく、グレーがかった色をしていました。

リシケシの街は、デリーに比べ標高は高いとはいえ、昼間の気温は35℃~38℃、湿度も高く日差しも強い!

夜になれば多少は涼しいのですが、湿度が高いため、エアコンがないと体力を消耗する感じもして、「これぞインドの夏!」といったところ!

お昼ご飯を宿泊先で食べてから川辺まで下りていき、川面についたのが午後2時頃。
まだ日差しが強く、汗も噴き出てくる状態だったのですが、河から吹く風はとても心地よく感じました。

そして現地の人たちが祈りを捧げていたり、沐浴をしている姿をみて「あー、これこれ。これこそガンジス!」と、聖なる河を目の前にしてやっと実感することができました。

沐浴で「聖なる河」の恵みを実感…!

私が想像していたよりも水はキレイで、ゴミもなく、「これなら沐浴できそうだな!」という印象はあったのですが、やはり・・・

大勢の地元の人、観光客で沐浴場は賑わっていたので、私たちはもう少し上流にある川辺に移動して、ガンジス河の源流を感じることにしました。

車から降りると、汗が噴き出すような気温なのですが、川岸に向かい歩いてくとだんだん気温が下がり、河原にたどり着くと、汗がスッと引いてホッとしました。

「河の中に足を触れてごらん、冷たいよ」と。

おススメされても、最初はちょっと勇気がいったのですが、ここなら大丈夫!
足だけならいいかなと、思いきって足を入れてみました。

入れた瞬間、
「わーーーー、冷たーーーーーーい!気持ちいい~!!」

岸部に近い水にも関わらず、水は冷たく(恐らく10℃前後?)火照ったカラダがどんどん冷やされていき、足をはじめ全身の疲れ、気だるさが河の中に溶けだしていくよう…!

あまりの気持ちよさにしばらく足をつけていると、「ここ、リシケシのガンジス河はね、ヒマラヤ山脈から流れてきていて とても豊な水質だから、水に触れると、疲れがとれてたりするんだよ。カラダにもとても良いんだ」と現地の人が教えてくれました。

なるほど。まさに!このことか―と。

今の時代は電気も通り、少々お金を出せばクーラー付の部屋に泊まることができ、暑い夏でも快適に過ごすことができるようになりました。

「極楽極楽~」と感じる心は世界共通♪

とはいえ、まだまだクーラーなどない生活をしている人もたくさんいます。

気温40度を超える生活をせざる負えない人たちにとって、この「ガンジス河」の冷たさは自然の恵みであり、疲れも取れていくとなると癒しそのもの。

私たちが寒い時期に暖かいお風呂や、温泉に入って「極楽極楽…!神様仏様、ありがとうございます。あ~幸せ♪」なんて思うのと同じように、暑い夏に「ガンジス河」に入ってカラダを冷まして「気持ちいい~♪極楽、極楽。神様、こんなに冷たい水を届けてくれて、ありがとう!」と、何か神秘的なものを感じるのも分かる気がする…!

これが母なる河、女神の河、ガンガー(ガンジス河)なのだなあと私なりに理解しました。

何千万年前からこの河は枯れることなく流れ続け、乾いた大地に潤いを与え、私たちを癒してくれるガンガー。

その川辺にいるだけで、時の流れを忘れてしまうし、今ここが紀元前なのか、現代なのかも一瞬分からなくなる感覚もありました。

あっという間に時間が過ぎ、暗くなる前に帰ることに。ちょっと名残惜しい気もしましたが、ここに来られたことに感謝し、その思いをガンガーに告げて、車へ戻っていきました。

もちろん、河から離れると再び私たちの首元にはジワっと汗が噴き出てきて、暑さが私達を現実世界に連れ戻してくれました。

インド国民はもちろん、世界中の人を魅了する「ガンジス河」。

インドは呼ばれる、呼ばれた人が行けるとも言われていますが、ぜひその時がきましたら、機会があれば皆さんもぜひ訪れてみてください。

きっと何かを感じるはずです…!

【連載】インドの神様を知ろう(1) ユニークな神様たち

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