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季節の変わり目は、いつもより丁寧に

春の気配を感じると、ポカポカ陽気に誘われるように心とカラダも開放的になり、夏から秋へと日照時間が短くなると、心とカラダは閉鎖的に。

気候や環境の変化で、花粉症を筆頭に、冷えや肩こり、倦怠感やストレスに悩み、心とカラダのコンディションが気になる人が増えるのも季節の変わり目の特徴のひとつです。

その不調をリセットする役割を果たすのが、私たちのカラダの隅々に情報を届けている「自律神経」です。

その「自律神経」の働きに意識を向けてみることから、心とカラダの春を迎える準備をはじめてみましょう。

自律神経が、巡るカラダをつくる

ヨガのクラスに参加すると、インストラクターの先生達はポーズの仕方に加えて必ず呼吸の誘導も行います。

ヨガはカラダだけでなく、心も整えると言われている理由の一つに「呼吸」と深く関わりがあるからです。

瞑想で自律神経が整うと聞きました。どうしてですか?

1日5分で変化を実感!今日から実践できる腹式呼吸・胸式呼吸

呼吸は、私たちの生命維持に欠かせない中枢神経や自律神経、脳と脊髄といった、まさに全神経のセンターの役割をもっており、そこから広がる末梢神経は、さらに体性神経と自律神経に分かれます。

体性神経は、私たちが自覚してコントロールできる運動や感覚をつかさどり、一方の自律神経は自覚やコントロールに影響されずに血管や内臓などの機能を調節する働きを持っています。

自律神経は、呼吸や心拍、免疫やホルモン分泌、体温や発汗、血流や血圧、消化や排泄など、生きるのに必要な全身の巡りを整え、目には見えないインナービューティー、インナーパワーに重要な役割を果たしています。

現代人は忙しい?だからこそ、ゆっくりしよう

自律神経は、日中の心身を緊張と興奮に導く交感神経と、夜間や就寝時に心身をリラックスと鎮静に導く副交感神経に分かれて機能しています。

人が健康な状態にあるのは交感神経と副交感神経の入れ替わりがスムーズにバランスよく行われているときです。

しかし現実には、ストレスが多いと言われる現代人は、交感神経が優位になる傾向にあり、副交感神経が優位になる状態が少なく、常に緊張状態が続いていることが多くなります。

特に、春や秋などの季節の変わり目に起こる気温の寒暖差でカラダが冷えたり、花粉症に代表されるようなアレルギー症状などで集中力が低下したり、環境の変化で緊張が増す春は、特に自律神経が乱れやすい季節とも言えます。

  • ちょっと今日は体調がすぐれないな。とか
  • 息をしていること忘れるくらい、夢中になってた。とか
  • なんかすぐにイライラしちゃうな。とか

そんな状態が続いたら、意識的にゆっくりとする時間をもって、副交感神経を優位にする瞑想なども取り入れるように心がけましょう。

 

瞑想で自律神経が整うと聞きました。どうしてですか?

 

自律神経を整えるにも呼吸が役に立つ

では副交感神経を優位にするには、どうしたらいいでしょうか。

それは、いつでもそばで私たちの生命維持のために働いてくれている「呼吸」に意識を向けることです。

無意識でしている呼吸を意識的に行うことで、驚くほどリフレッシュした気持ちを味わえます。

やり方は簡単。ゆっくりと吸う・吐くの深呼吸を繰り返すだけ。

イライラや不安、考え事から離れたい方は1~3分。
緊張をほぐし、リラックスしたい方は、5~10分。

できれば一人になれる静かな場所に座って、丁寧に呼吸を繰り返しましょう。余裕があれば目を閉じて感覚を自分の呼吸に向けるようにします。

時間の流れを存分に感じ、自分の呼吸の速さ、心臓の音、遠くに聞こえる音など聞こえてきたらOK!

電車やバスの中でも、どこでも簡単にできます。

20~30分程度、横になることができる時間があれば、カラダの緊張もほぐしながらリラックスできるヨーガニードラ(寝っころがり瞑想)もおススメです。

 

5分で寝落ち!1回で快眠・疲労回復に。寝ながらできる「寝っころがり瞑想」

緊張状態が長く続くと、心とカラダにも影響が出てくる可能性があります。

なので、意識化できない自律神経に意識を向けて負担を軽くするケアは、人生のスタートの季節をよりよく過ごすための実践として、呼吸に意識を向けた生活をはじめましょう。

 

自律神経をコントロールする、唯一の方法が「呼吸」

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