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日本の気候風土にあった「旧暦」と暮らす

皆さん、お元気さまです。東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

私が日々勉強している東洋医学の観点では、心とカラダに影響を及ぼす一つの要素として「季節の変化」があります。

季節の変化をうまくキャッチし、理解することでより快適に日々を過ごすことができると言われています。

これから皆さんに、日本の気候風土に合った太陰太陽暦から生まれた「旧暦」を基にし、その季節の特徴、心とカラダの変化や対処法をお伝えしていきます。

立春(りっしゅん):2月4日頃~2月19日頃
  • 季節
  • 怒り
  • カラダ肝・胆

~一年の計は春にあり~

立春の前日は節分、つまり、前年の24節気と新年の24節気の分かれ目という意味があります。

立春から新しい1年が始まり、「立春→雨水→啓蟄→春分→清明→穀雨」という6つの節気が春になります。

漢の時代より、立春が1年の始まりという慣習があり、十二支の各支に鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪の動物を割り当てて表した十二生肖(せいしょう)の計算も立春からなると言われます。

なので、丑年にあたる2021年というのは、1月1日からではなく、立春の日にあたる2月4日から始まるというのが正解です。

つまり、2月3日まで生まれた人は子年で、2月4日以降生まれた人は丑年となります。

立春の「立」は始まりの意味です。

春が始まるこの時期の未病予防や養生の注意点について、以下の3つの側面から皆さんと共有させていただきます。

◆気候の特徴
◆養生の注意点
◆役に立つツボ

~気候の特徴~

中国語には「乍暖還寒」という立春の気候の特徴を描写する四字熟語があり、『まだ早春で寒暖が定まっていない』という意味をさします。

暖かいからといって冬衣をしまうのはまだ早すぎます。気温が上がったり、下がったりするのが、この時期の特徴ですので、気を緩めると、風邪をひきやすくなります。

大寒、立春、雨水、啓蟄の4つの節気を司る主な天の気は「厥陰風木」となります。
ですから、この時期、風が段々強くなります。

また、運気学の基礎知識や2021年の運気特徴及び病気傾向につきまして、下記「運気学特別講座」でもご紹介していますので参考にしてくださいね。

~養生の注意点~

木の気に対応する臓腑は「肝」と「胆」器官です。

木の気が強くなるこの時期に、肝胆の不調が起きやすくなります。

また、カラダにおける肝胆の経絡は、足から頭まで分布するので、肝胆の気が詰まると、
頭痛、めまい、肋間神経痛、坐骨神経痛、生理痛、腹痛、膝の痛みなどなどの症状が出やすくなります。

木の気が強すぎる傾向であるため、立春の時期は、人と口論したり、喧嘩しったり、いら立ったり、することをできるだけ避けましょう。

なぜなら、怒りの気は木の気であるため、木の気が強すぎる時期に、怒ると、木の気が抑えきれなくなり、病気に陥りやすくなるからです。

木の気が強すぎると、婦人科系の疾患、頭痛、めまい、乳腺のトラブルなど多発しやすく、「木剋土」の関係で、消化器系の疾患も罹りやすくなります。

また、木の気には、伸展する特徴がありますので、この時期には、髪の毛を強くしばりつけたり、カラダを締めつけるような細い服を着るなど、カラダを束縛し、木の気を邪魔するようなことをできるだけ避けるとよいでしょう。なるべくゆったりした服装をおススメします。

~役に立つツボ~

木の気が強いのは、この時期の気の特徴であるため、木の気を調和するツボとして、「太衝」をおススメします。

このツボは、肝経の原穴です。

太衝の位置は足の拇趾と第2趾の付け根にあります。

そして、消化器系の弱い方には「足三里」をおススメします。

このツボは胃経にあり、五行の属性は「土」です。

足三里は土の気を強化し、消化機能を高めるには、一番重要なツボです。

足三里の位置は膝下の脛骨と腓骨の付け根にあります。

◆ツボの刺激方法

指や家庭鍼で刺激する場合、1箇所(両足)に108回(9回×12セット)を軽く押します。1日の目安は1~3回。

左右両足の上記2ツボを全部押すと、大体1分ぐらいで終わりますので、お風呂あがりや空き時間に、押してみてくださいね。

情報が盛りだくさんかもしれませんが、皆さんに伝えたい内容の極一部に過ぎません。
消化不良に陥らないよう、割愛して今日はここまでとさせていただきます。

皆さんの未病予防と健康増進に役立てば幸いです。

次回は、二十四節気のひとつ、雨水(うすい)についてお話いたします。

どうぞお楽しみに♪

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