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本日のお悩み

友達から「これ可愛いよね」って聞かれると、自分はそんなに可愛いと思わなくても「うん、可愛いね」と言ってしまったり、帰り間際に上司に仕事を頼まれると、本当は早く帰りたいのに断れず、「大丈夫です。やります」と、引き受けて後々後悔することがよくあります。どうしたらいいでしょう。

こんにちは。哲子です。

自分が可愛いと思わないものを「可愛い」とうなずいてしまったり、ちょっとくらい無理してでも頑張ってしまう。そして、無理をしている自分に気づき、後悔している・・・。ひょっとしたら、あなた様はとても気の利く、お優しい方なのかもしれませんね。

あなた様だけでなく、多くの人が経験することであり、哲子にもそんなことがありました。

お友達とかんざしをみていたときに、お友達が可愛いと言ったものが、実は私の好みでなかったの。でも私、「可愛いわね」って賛同してしまったのよ。

そうしたら、後日お友達がそのかんざしを私にプレゼントしてくれましてね。もらって嬉しいという喜びよりもビックリ、その後はどうしよう・・・あまり好きでないデザインなのにと、いただいたのにちょっとがっかりしたわ。

「なんて失礼なの、哲子ったら・・・」って、自己嫌悪よ。

そして、好みでないとは言えないから「ありがとう。嬉しい・・・」と、またそこで自分の気持ちとは違う言葉を投げかけたの。自分の気持ちとは裏腹なことを伝えて、結果、また友達に裏腹な言葉を使ってしまうのね。

お友達は私に誕生日にプレゼントを考えていてくれたんだけど、私の好みがわからなかったので、一緒にお店に行って、反応を見ていたようなの。私はお友達を傷つけまいと、「可愛い」と言ってしまったけど、そっと私の好みを探ることも、それはそれでお友達の優しさだったのよね。

そのとき、良かれと思ってしたことだけど、自分の気持ちにウソをついてしまうことって、自分自身を苦しめているし、結果、相手も傷つけることになってしまうのでは・・・って哲子は思ったの。

それからは、自分の気持ちに正直になるってことは、自分も相手にもやさしいことなのかもしれないって思って、伝え方も変えるようにしたのよ。

正直に好きだと思ったら、好き!で大丈夫なんだけど、ちょっと違うなとか、この色は好きだけど、このデザインはこっちが好きとか、感じたことを素直に言うようになったら、相手も私のことをだんだんわかってくれるようになってね、そこからより良い関係性が築けるようになったの。

お仕事の面でも同じことよ。できることはして差し上げたらいいですし、できないことはできないでいいの。もしくは◯◯の業務は難しいですが、△△ならできますとか、30分はお時間取れますとか、自分が可能な範囲で、できることを素直に伝えることがとても大事だし、それによって相手も頼みやすい・断りやすいこともあるはず。

もしも反対に友達や仕事仲間から、心の中とは裏腹な言葉で会話をされていたとしたらどうかしら?そう考えたらちょっと悲しいでしょう。

相手を思う気持ちが根底にあるのなら、自分の正直な気持ちを伝えたとしても、傷つけることなく伝わるはずです。

感じていることを素直に伝えて、お互いに折り合いの良いところを見つけたり、歩み寄ったり、気持ちを共有することが大事ですし、わかりあえる方法のひとつだと哲子は思います。

まずは小さなことからで大丈夫。自分の考えや思うことにウソをつかず、正直に発言して行動をしてみましょうね。

本日のお言葉

サティア(ウソをつかない)誠実に生きる。
ウソをつかない。
人や物事、人生に対し、
まっすぐで正直であること。 ヨーガ・スートラ 2章30節 ヤマより

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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