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私たちは、1日に約2万回も呼吸をしています。呼吸は、神経や代謝など心身の機能と密接な関係にあり、意識的にコントロールすることでカラダにさまざまな作用をもたらすことができます。

今回ご紹介するのは、朝の目覚めとともに行う「胸式呼吸」。心とカラダの目覚めを促すだけでなく、代謝を高め、体を燃焼モードにすることができる呼吸法です。それでは早速、その特徴や実践方法について早速みていきましょう。

胸式呼吸とは

呼吸法は、腹式呼吸胸式呼吸の2つに分類されます。

吐く息に重点を置き、お腹まわりの筋肉を動かして副交感神経を刺激する腹式呼吸に対し、肋骨を広げて胸に空気を取り入れるのが胸式呼吸。このように吸う息に重点を置くことで、交感神経が刺激されます。

なぜ朝の胸式呼吸が効果的?

私たちは寝ている間、副交感神経が優位に働いて深いリラックス状態にあり、筋肉や内臓の機能も自然とエコモードになっています。

そこで、朝目覚めの状態で「胸式呼吸」を行えば、交感神経が優位になるため心身のスリープ状態をスムーズに解除することができるのです。

こうして胸式呼吸によって脳やカラダの覚醒、体温上昇を促し、「燃焼モード」で気持ちよく1日をスタートさせましょう!

もう一方の腹式呼吸は、就寝前におこなうことで、筋肉の緊張をほぐし休息や疲労回復がスムーズになる副交感神経が徐々に優位になり、快眠につながります。

このように、朝と夜で意識的に呼吸の仕方を変えてみるのも、1日を快適に過ごすポイントになるでしょう。

胸式呼吸にはメリットがいっぱい!

胸式呼吸と腹式呼吸の効果をおさらいしたところで、さらに胸式呼吸のメリットをご紹介します。胸式呼吸は心身の目覚めに有効なだけじゃないんです!

1.血液中の酸素濃度を高める
肺に多くの酸素を取り込むことができるため、毛細血管の隅々まで酸素が行き渡ります。脳やカラダが覚醒し、カラダの機能が高まるとともに、脂肪分解酵素の一種・リパーゼの活動が活発になり、脂肪が燃焼しやすい状態になります。

2.基礎代謝がアップ
交感神経が刺激されると、臓器やカラダの機能が活動状態になると同時に、脂肪燃焼を活性化させるホルモン・ノルアドレナリンが分泌されます。自然と体内でのエネルギー消費量が増え、基礎代謝が高まります。

3.コアを鍛え、歪み改善
胸式呼吸は、胸の筋肉だけでなく肋骨周辺の腹横筋も意識して行うことから、継続することで深部のインナーマッスルが鍛えられ、ウエストの引き締めや姿勢・カラダの歪み改善にもつながります。

実践!目覚めの胸式呼吸法

最初は胸の動きが分かりにくいこともあるため、仰向けの状態で行ったり、肋骨辺りに手を添えてみたりして、呼吸とともに胸の動きを確かめながら実践してみましょう。

【目覚めの胸式呼吸の方法】
1.背筋を伸ばし楽な姿勢でリラックスして座ります。(仰向けの状態でもOK)
2.息をすべて吐き切ります。
3.胸を大きく広げるようなイメージで5秒かけて鼻から息を吸います。
4.十分に吸い込んだら、今度は胸に溜めた空気を押し出すイメージで3秒かけて口から息を力強く吐きます。

5.1~4を20回繰り返します。

【胸式呼吸のポイント】
・ゆっくり息を吐くと副交感神経が優位になるので、勢いよく吐き切るようにしましょう。
・息を吸う時も吐くときも、お腹が膨らんだりへこんだりしないよう、腹筋に意識して力を入れることが大切です。

寝起きに行う胸式呼吸法に慣れてくると、胸や肋骨の動きが感じとれるようになり、カラダもポカポカと温まって、代謝の良い状態で1日をスタートできます。

目覚めてからの数分間でできる朝の胸式呼吸法。皆さんもぜひ実践してみてください。

私って、カラダに酸素が足りてない『酸欠ガール?』

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