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突然ですが、あなたは毎日どのように言葉を選び、話していますか?言葉には「言霊」といわれるほど大きな力が秘められているとされ、口に出した言葉が心やカラダに影響することがあるのです。

疲れやストレスが溜まってくるとつい愚痴や文句が多くなりがちですが、その言葉が更にネガティブな思考、行動を招いてしまっていることも。

今回は、意識的に使うことで気持ちが和らぎ、自分にも周囲にも優しくなれる、「心が軽くなる言葉」を、ヨガ哲学の視点からご紹介します。

頑張りすぎてストレスが溜まっていませんか?

ストレスを受けやすい人の傾向の特徴として、以下の例が挙げられます。

・真面目で完璧主義
・周りの視線が気になる
・自分の気持ちを口に出さない
・断るのが苦手
・イライラしやすい
・競争心が強く、負けず嫌い

常に努力を怠らず、周囲への気配りも絶やさない。
そんな一生懸命に全力で駆け抜けている人ほど、頑張りすぎてカラダを壊してしまったり、ストレスに気付くことができず、追い込まれてしまったりするものですよね。

そんなときは一旦立ち止まって、自分自身に優しい言葉をかけてあげることが大切なのです。

ヨガ哲学からみる「心が軽くなる言葉」

言葉の持つ力は大きいと冒頭で述べましたが、たった一言で心がふっと軽くなることがありませんか?

「頑張りすぎかな」と感じたときのおまじないにしていただきたい言葉を、ヨガ哲学の教えと一緒にご紹介します。

1.物事に執着しなくなる言葉(アパリグラハ)

責任を持って物事をきちんと成し遂げたいという思いが強いほど、自分に妥協を許さず固執してしまうことがありますよね。

ヨガ哲学では、気をつけるべきこと「ヤマ(禁戒)」があります。その中にある「アパリグラハ」という考えは、あらゆることに執着しないという意味です。

途中で行き詰まることや、物事が上手く進まないことは、誰にでも起こりうること。

ですからその状況に一喜一憂せず、肩の力を抜いて少し距離を置いてみましょう。
そうすると、必要以上に自分を責めることがなくなって、別の道が見えたりするかもしれません。

★アパリグラハ的心が軽くなるワード「まぁいっか」「そんな日もあるよ」

2.今あるものを受け入れ感謝する言葉(サントーシャ)

「もっと認められたい、もっと満足したい」と私たちは、日頃からつい欲求を外に追い求めてしまいがちです。

現状に目を向け、今あるもので満ち足りていることを知ることの大切さをヨガ哲学では、日常の中で実践すべきとされている行い(ニヤマ・勧戒)のひとつとして「サントーシャ」と呼びます。

足りないものを追い求めるよりも今あることに心を向けることで、すでに満たされていることを再認識でき、それが感謝する気持ちへと繋がっていくのです。

★サントーシャ的心が軽くなるワード「よく頑張った」「今の自分を褒めてあげよう」

3.祈り・信じる言葉(イーシュワラプラニダーナ)

ヨガ哲学のニヤマのひとつには「イーシュワラプラニダーナ」という考え方があります。
自分の中にいる神・神聖なもの(=自分自身)を信じ、祈りを捧げるというものです。

これは、例えばどうしようもなく不安だったり、未来への恐れを抱いてしまったりしそうなときなども、自分を信じ起こること全てを受け入れる心構えでいることで、道は開けるという教えです。

★イーシュワラプラニダーナ的心が軽くなるワード「なんとかなる」「きっと大丈夫」

ヨガ哲学は、難しい教えを伝えているのではなく、日常を健康で幸せに生きていくためのヒントを伝えているものです。

ご紹介したワードはどれも特別なものではなく、心が弱くなっている誰かへ声をかけるときにも用いたことがあるかもしれません。

誰かを労わるように、ときには自分自身にも優しい言葉をかけてあげることで日々の頑張りを後押ししたいものですね。

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