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インドの予防医学アーユルヴェーダでは、一人ひとりに異なるドーシャ(生命エネルギー)があるのと同じように、季節にもドーシャが作用していると考えられています。

つまり、季節が持つ性質を知ることで、気になるカラダの不調の原因がわかるというわけです。さらにアーユルヴェーダでは、食事から心とカラダを整えるということも推奨しています。

この記事では、季節のドーシャに沿ったお弁当作りのコツをご紹介します。

アーユルヴェーダの考えと日本古来の調味料をミックスする

「アーユルヴェーダの考え方を取り入れたお弁当」と聞くと、作るのが難しそうだとか、普段馴染みのない味をイメージする人も多いでしょう。

そこで、おうちで実践するためのコツを、ヨガスクールFIRSTSHIP講師リーダーのMakotoさんに伺いました。

「厳密なアーユルヴェーダの食事法では、発酵食品や出汁を使いません。ただ、味噌や醤油、出汁といった日本古来の伝統的な食品は、日本人が昔から食してきたもの。

つまり日本人のカラダを整えてくれるものなんですね。加えて、“旨味”を感じられるのも、日本人のもつ良いところ。

そして、アーユルヴェーダの考え方は、土地のもの、季節のものを食べることを推奨しています。

両者の良い部分を上手に組み合わせることで、日本人のカラダに合った、体質改善につながる食事ができるようになると思います」(Makotoさん)

■「アーユルヴェーダをヒントにした体質改善お弁当」 基本の構成は以下の6つ

・ごはんまたは糖質を含む野菜:主食(炭水化物)
・低糖質の野菜:副菜1品
・豆もしくは大豆製品:副菜2品(タンパク質)
・飾りや仕切りとしての野菜:プチトマトやブロッコリーなど
・汁物1品
・デザート1品

Makotoさんのメニュー提案は、あえて贅沢な6品! とはいえ、お弁当はまだしも、汁物やデザートをお弁当と一緒に用意するのはちょっとハードルが高いと思ってしまいがち…。

「わかります!でも、野菜や豆中心のお弁当だけだと夕方までにはすごくお腹が空いてしまうんです。そうすると、ついスナック菓子などに手が伸びてしまうもの。

カラダを中から整えたい時にはもったいないですよね。ひと手間かかりますが、スープやデザートをプラスすることで満足感がアップし、腹持ちがよくなります。

難しい場合は、市販のスープやヨーグルトなどで代用してもいいですよ」(Makotoさん)

季節のドーシャを知って、毎日の食事に活かそう

アーユルヴェーダの考え方と、日本古来の調味料を活用したお弁当の作り方を学んだところで、体質改善つながる食材の選び方も知りたいですよね。

一般的にアーユルヴェーダでは、冬は乾燥して冷たいヴァータ、春から梅雨は冷たく湿ったカパ、真夏から残暑は熱くて軽いピッタの季節といわれます。

たとえば、春になると鼻がムズムズする、日中でも眠気を感じて頭がぼんやりする、やる気が出ないといった症状が気になりませんか? 春によくみられるこれらの症状は、増えすぎたカパが作用していると考えられます。

そんなときは、カパのバランスを整えてくれる食材を取り入れてみましょう。

心とカラダ、そして消化力を刺激してくれる生姜や黒胡椒、山椒といったスパイス、旬の野菜や苦味が特徴的な春の山菜は、過剰になったカパを落ち着かせてくれる効果があります。

そのほかの季節も、その時期に旬を迎える食材をたっぷりいただくことが、季節のドーシャと上手に付き合っていくコツです。

病院へ行くほどではないけれど、ちょっとした不調が気になる…というときは、食事によって症状を改善していくことができるかも。

皆さんも今日から季節のドーシャに即したお弁当づくりを始めてみませんか?

お話を伺った人、レシピ監修:Makoto
ヨガスクールFIRSTSHIP講師リーダー

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