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ヨガの知恵でズバッと解決 教えて!ヨガ哲子の部屋

本日のお悩み

仕事でもプライベートでも時々、苦手に感じてしまう人っていますよね。
それがたまに会う人ならまだしも、頻繁にコミュニケーションを取らなければならない身近な人ではストレスになってしまいます。
苦手な人に対してどのように接したらいいのか、苦手意識を無くすにはどうしたらいいのか、教えて欲しいです。

哲子:
そもそも“苦手”や“嫌い”という感情って、なぜ湧いてくると思う?

『自分にとって害があると感じる』
『相手が自分のことを嫌っていると思う』
『自分と意見が違うので、否定されたような気持ちになる』
『自分の嫌な面を相手に投影してしまう(自分と同じような相手を見るのが嫌)』
『憧れている反面、嫉妬してしまう』

こういったパターンが考えられるわよね。誰もが一度や二度は感じたことのあるこれらの感情は、どのパターンにも言えることだけど、これらはすべて“心のクセ”なの。

ほとんどの人は、過去のさまざまな記憶や経験の蓄積から同じような状況になったときに、この“好き”や“嫌い”という感情が反射的に生まれるのよ。

ヨガ哲学では、これを“心のクセ”と捉えて、まずはそれに「気付くこと」が大切と考えているの。

この感情のクセを繰り返していると、そのクセが蓄積され、ますますその経験の印象が強くなってしまう。

その結果、特に“嫌い”という感情に関しては、同じような状況に遭遇したとき、いつも「嫌だな」という気持ちが反射的に出てしまい、悪循環になってしまうの。

そこでヨガ哲学では、その“心のクセ”のパターンを一度「断ち切る」ということを行います。

たとえば、新しい人に出会ったとき、相手が嫌な印象だったとしても、その人と一緒にいることで嫌な気持ちになるとか、不幸になるとか、そういったネガティブな感情につなげていかない。

それはそれ、と自分と切り分けて考えること。その人が嫌だからといって、その人に自分が影響される必要はないのよ。

嫌だな、苦手だな、と思ったとしても、無理をして好きになる必要はありません。ただ、ありがちなのは、嫌だ、苦手だ、と思っている人ほど、ずっとその人のことを考えてしまったりするものでしょ?

特に相手が職場の人だったり、よく会う身近な人だったりしたら、気にしないようにするのってなかなか難しいことよね。

そんなときは『ネガティブな感情をコントロールする方法』でも紹介した、プラティパクシャバーバナ(逆転の発想)という考え方を実践してみて。

たとえば、相手の嫌な態度に対して、これはこの人の一部でしかない、この人の全てではない、と見る角度を思い切って変えてみる。

それができたら、今度は、あえてその人のために何か行動をしてみる。自分から笑顔で話しかけてみるとか、あたかもその人に好意を持っているように接してみるの。

好きになろう!と感情で先に思う必要はないのよ。そういった発想や行動を単純に繰り返すことで、自分自身が徐々に相手を受け入れることができるようになるし、相手の態度も変わってくる。

“心のクセ”のパターンを断ち切るには、こういった「自分自身の見方を変えていく」ということが重要なのよ。

本日のお言葉

衝動的な考えに流されそうなときは、
逆転の発想や行動で対処しましょう
ヨーガスートラ 2章33節

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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