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ヨガの知恵でズバッと解決 教えて!ヨガ哲子の部屋

本日のお悩み

一人が怖いです。
休日は誰かと何かの予定が入ってないと不安だし、一人ご飯なんて絶対ムリ!「あの子、友達いないのかな」って思われるのもイヤだし。周りの子たちが集団で私が一人でいると、悪口言われているんじゃないかって、気が気じゃありません。
哲子さんもこういう思い、したことありますか?

皆様、ごきげんよう。哲子でございます。

先日、近所のホットヨガ教室に行ったのですが、ホットヨガの体験レッスンを受けている方がたくさんいらっしゃいましてね。

新年度に向けて、何か新しいことを始めたいというワクワクした気分が哲子にも伝わってきて♪ヨガは自分と向き合う時間だけど、スタジオにいる皆さんとのつながりを感じたいい時間だったわ!

一人でいる不安や怖さってどこから来るの?

さて、今回のお悩みをいただいて、ふと、「自分は一人だと感じる」のはどんなシチュエーションかと考えました。はて。

私は割りと一人が好きですから、何をするにも、どこに行くにも、一人はよろしい、お友達や家族が一緒ならそれまたよろしい、といった具合です。

あまりこだわりはないのですが、それでも「自分は一人だと強く感じる」のは、周りと比べてしまった時、意識が外に向いている時、ひどく疲れていて余裕がない時。

このコラムを担当していると、なぜか哲子さんは神格化されて、怒ったり嘆いたり、愚痴も言わないのでしょうと思われることがあるのだけど、大間違い!

余裕がないと視野は狭くなるし、心もささくれ立ってくるし、たまの悪態は大目に見てほしいわ(笑)

人はつながりや集団の中で生きていますから、そうでない状況においては、「自分は一人だと感じる」脳の構造になっている、生物的にそうである、ということなのだと思います。本能。

つまり、一人でいる不安や怖さは、周りと比較して自分の置かれた状況に強くフォーカスしたらやってくる感情であり、自身の心とカラダのコンディションにも影響を受けてしまうもの、と言えそうです。

あなたも心当たり、あるかしら?

一人はイヤ!・・・でも、無理してない?

もちろん、哲子も、一人はイヤだわ~と感じることはあります。
例えば、暗い夜道!どこからか魔物がぬっと現れてきそうで、夜道の一人歩きはできるだけいたしません。

あるいは、私以外の全員がお知り合いの出来上がっているコミュニティに初参戦する時。イヤだわ~というよりは、ドキドキ緊張いたします。下手しないかしらと。

でも、まぁ、知り合ってしまえば、緊張はほぐれてまいりますし、お作法や勝手も分かってまいります。

一人はイヤ!とおっしゃるあなたが、周りと歩調を合わせたり、様々な調和の努力をなさっているのは素晴らしいのだけれども、無理してはいないかしら?

言いたいことを我慢してない?
コレしたい、アレしたい気持ちを、グッとこらえていないかしら?
人からどう思われるかが不安で、自分らしく振舞えてないのでは?

あなたがあなたらしくあるには、あなたがご自分に嘘をつかないことです。
誤魔化さないこと、否定しないこと、ありのままを受け入れることです。

気持ちが乗らないのに無理をしてご一緒して、あなたご自身も、お友達も、ともに楽しい時間を過ごせるとは思えません。お友達にも失礼ですし、なによりあなたご自身を大切にしていなさすぎます!

一人でいるメリットや魅力に気づいて

私のお友達がこの間、こんなことを言っておりました。

「先日、あるミュージシャンのライブに一人で行ったのよ〜。行くまでは、ちょっと気を張ってたんだけどね。そのライブ、結構一人で来てる方も多くって。たくさん話しかけてもらっちゃったし、仲良くなって連絡先交換しちゃった!」

大変優秀なコミュ力と思いましたが、こんなこともあるのです。

一人であることのメリットは、哲子に言わせれば10も20も出てきますが、何にも代えがたい魅力の一つに「自由」があります。

あなたの好きにしていい、あなたが決められる、あなたで完結する。

気楽、でもあります♪

新しい扉を開ける時、私たちは、心配したり、不安に思ったり、肩に力が入ったりするものです。ですが、どうでしょう?

その扉の先には、より快適で、心地よくて、あなたがあなたで居られる世界が広がっているとしたら?

あなたがあなたであることに、意味があります。
怖いなと思う気持ちは真理。けど、その先の世界にフォーカスしてみることも、おススメします。

本日のお言葉

ソヴァラサヴァーヒー ヴィドゥシャハ アビ タター アールーダハ アヴィニヴェーシャハ
ヨーガ・スートラ 第2章9節から抜粋
賢者ですら持っている根深い恐れ、それは失うことへの恐怖です。本能とも言えます。けれども、本質的に失うものは何もありません。あなたの気持ちにまっすぐ、自分や周りを慈しみ、愛することができる、より快適な選択をしていきましょう。

またお会いしましょうね♪

ヨガ哲子

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